日時計の丘

小さなギャラリー、小さなホール、小さな図書館

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天空の都市エンナ(シチリア島中央)

シチリア島は、自然も歴史も多様である。シチリア島の中央に位置し、「シチリアのヘソ」と呼ばれ、高い丘の上に位置する城塞都市エンナの町の向こうには、これは「天空の城」と呼ばれるに相応しいカラシベッタという奇妙な名前の小さな砦のような町が見える。広々とした風景だった。一方、そのエンナの街の路地裏には、シチリアの過酷な歴史に残されたように、土地に伝わる古い食べ物が店頭に並んでいた。そこに住む人びとの生活の匂いがした。子供も大人も素直な笑顔だった。天空の町の城塞の中にひっそりと横たわる狭い路地裏の趣きは他に例のないもので、忘れがたい印象を残していた。ここにも土地に似合った人間の生活があるのだ、という感じが強くした。
この土地で、人間が生活していく時に必や出合う「広い、狭い」
「高い、低い」「近い、遠い」など様々な遠近感覚の不思議さを感じ
ながらエンナの街を後にした。

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