日時計の丘

小さなギャラリー、小さなホール、小さな図書館

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別れ道(チェコ−ボヘミア地方)

ドイツとの国境にある温泉町カールスバード(今はカルロイヴァリと言う)と首都プラハとの間に広がる田園地帯にある村の入口。
そこから道が並行しながらだんだん左右に分岐して行く。道の落差も少なく地形は単純だが、何故かその道の流れ方が、サヨナラだけを言って、ゆっくりと人が別れていく場所のように私には思えてきた。周りに人は誰もいなかった。初夏の光は明るいがここにはどこか寂しい雰囲気が漂っていた。このような人影のない場所で、人生静かに無言で人と別れていくのだろうと思った。旅の途中ということもあって、誰もやって来ない静かな村の入口で、人生をあれこれと夢想しながらそこにずっと佇んでいた。
今思い出しても、忘れがたい場所になっている。

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