日時計の丘

小さなギャラリー、小さなホール、小さな図書館

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掃除する婦人(シュトットガルト、南ドイツ)

今日ここで。
シュワーベン地方の首都シュトットガルトの美術館での出来事。部屋の隅で南ドイツの典型的な婦人が前向きに座り床掃除をしていた。しかしいくら見ても動かない。隣の部屋でパウル・クレーの抽象画を観てからも何か気になってここに戻ってきたがそのままだった。作者の名前も題名も書いてないから最初はこれが展示物とは思わなかったのである。これが作品だとわかったあとも忘れがたい奇妙なリアルさだけが残った。何度もこの美術館に足を運んでいるが、いつもその印象は変わらない。「リアル」とは単なる現実ではないのだ。今までに一度も出会ったことのない不思議な体験だった。

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