日時計の丘

小さなギャラリー、小さなホール、小さな図書館

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藤田チャペル(フランス、シャンパーニュ地方)

晩年に画家藤田嗣治は、有名な大聖堂のある、フランス−シャンパーニュ地方のランスという都市の郊外に、自ら設計し、フレスコ画で天井画、壁画などを描き、ステンドグラスまで全て自分で制作したチャペル(ノートル=ダム・ド・ラ・ペ)を建てた。その後すぐ病魔に倒れスイスのチューリヒで亡くなった。現在はレオナール・フジタとして夫人とともにそのチャペルの中で、静かに眠っている。戦後、戦争画を描いたという理由で日本画壇から閉め出されパリに戻ったが、望郷の念にかられながらも、それ以来一度も日本の土を踏むことのなかった藤田の無念の思いを秘めた生涯を知る人には、彼の執念とその裏側を流れる悲しみを感じさせる場所である。パリからそう遠くない、是非一度訪れてほしい処だ。

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